【新唐人2015年07月17日】中国では7月に入ってから、人権派弁護士や、陳情者、人権活動家など、およそ100人が連行されたり、逮捕されたりするなど、大規模な締め付けが発生しています。
7月8日の夜、北京の著名な人権弁護士・王宇(おう う)さんは夫や16歳の息子と連絡がつかなくなりました。その翌日の朝、電気とインターネットが切断されたうえ、20~30人の警官に連行されました。
そして10日、王宇さんが所属する法律事務所の職員4人が連行されたうえ、北京、天津など15の省や市で、50人以上の弁護士が逮捕されました。
『ロイター通信』、『ボイス・オブ・アメリカ』、『AP通信』、『BBC』などのメディアも注目し、報道しています。
7月12日、アメリカの国務省が非難する声明を発表したのに続き、台湾の立法委員会、香港の支聯会(しれんかい)も相次ぎ非難しました。
『中国人権弁護士関心グループ』のサイトによると、大規模な締め付けはまだ続いており、14日午前11時までに合わせて146人が逮捕されたそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20150714/video/152492.html(中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/李)